どうもこんにちわーエルです。
今回の記事を読んでほしい人は
- ゴキブリ対策を自分で挑戦したいと思っている人
- プロの業者にお願いするか迷っている人
- プロの業者が使用している物が知りたい人
です。
結論から言いますと、プロの業者が使用している道具や殺虫剤と、ホームセンターなどに売っている市販グッズとの差はほとんどありません。
というよりプロの業者が使用しているものは、ほぼインターネットで購入出来ちゃいます。
もちろん使い方や使う場所次第で効果は変わるので、一般の方が使用するより、プロの業者が使用する方が効果が出やすいというのはあります。
ただ用途や使い方を覚えてしまえば自分で対策する事は十分に可能です。
数百件ゴキブリ駆除を行ってきた経験・知識をお届けしていきます。
プロの業者が使っている道具•殺虫剤
という事でプロの業者が使用している物の紹介と使用用途、代用できる市販グッズを順番に紹介してきたいと思います。
目の前に出てきたゴキブリを駆除する殺虫剤
調査中もしくは駆除作業中に発見したゴキブリを退治する殺虫剤は、ほとんどの業者がエヤローチというもの使用します。
またこの殺虫剤はフラッシング効果と言われる、隙間に隠れているゴキブリを探し出すために使用したりもします。
冷蔵庫や家具など普段動かさない物の隙間などに噴射すると隠れているゴキブリが驚いて出てきます。
代用できる物としては多くの人がご存知だと思いますが、ゴキジェットプロなどです。
食べさせて駆除するベイト剤(毒餌)
殺虫剤を撒かずに安全に駆除するやり方としてベイト剤(毒餌)を使用する駆除方法があります。
プロの業者がよく使用する物としてはマックスフォースジェルKというベイト剤です。
これを使用するには別にベイトガンと設置容器が必要になります。
使用するメリットとしては場所によって量が調節出来るのと、設置場所が多い場合は総合的に安くなるという所です。
ただ、一般住宅の対策であれば市販のブラックキャップやコンバットなどで十分代用可能です。
ベイト剤の使用はただ設置するだけではなく、環境改善も同時に行わないと効果が出ません。
もし使用する場合はコチラの記事も参考にどうぞ。
待ち伏せして駆除するMC剤(マイクロカプセル剤)
一般住宅の駆除で多くの業者が使うのが、サフロチンMCという殺虫剤です。
これはゴキブリの通り道になるであろう道に撒いておくと、通った際に体に小さなカプセル剤が付着して、それが破裂した時に死滅するという物です。
破裂した時にという遅効性なので、付着したゴキブリが巣に帰れば、他のゴキブリも一緒に駆除出来るというドミノ効果も期待できます。
使用するには噴霧器 or スプレーボトルが必要です。
あまり広範囲に撒くものではないので簡易的なスプレーボトルでも十分使用できます。
市販での代用品は残念ながらありませんが、サフロチンMC自体インターネットで購入出来ます。
家の中に空間噴霧する殺虫剤
家の中にいる隠れたゴキブリを全滅させる時に使用する殺虫剤は金鳥ULV乳剤という物を使います。
これを使用する場合はULV機という細かい粒子にして噴霧できる、電動噴霧機が必要になります。
例えばマイクロジェットという噴霧器とかです。
ただこれは高いので、購入するのは勿体無いですし、一般住宅であればこの作業をする必要はないと個人的には思います。
もしこの作業を行いたいという場合は代用品としてアースレッドなどの燻煙剤をおすすめします。
ゴキブリ指数を計測するトラップ
トラップと聞くと、ほとんどの人が駆除するためと想像すると思います。
しかし、実際トラップはゴキブリの数を計測するために使用します。
ゴキブリ指数と呼ばれ、全捕獲数 ÷ 全トラップ数 ÷ 設置日数で算出します。
例えばトラップを2個設置して、5日間様子を見たところ、トラップにいたのは1匹だとした場合
1 ÷ 2 ÷ 5 = 0.1 でゴキブリ指数は0.1となります。
0.5未満が許容水準と言われております。
飲食店などの長期間の駆除作業が必要な場合にどのくらい駆除出来ているかの判断によく使われます。
市販の代用品としては多くの人が知っているゴキブリホイホイです。
【まとめ】業務用と市販グッズの違い
以上のように業務用もインターネットで購入出来ますし、市販グッズでもほとんど代用可能です。
個人的には経験上、一般住宅の対策ではベイト剤だけで十分だと感じています。
あとは何より環境改善が一番大事です。
ゴキブリに出会いたくないなどがある場合は一度プロの業者に相談してみてください。
その際にもこの知識を備えていれば、なんの駆除作業をやってくれているかが把握しやすい思います。
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